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こんにちは!
突然ですが、皆さんは世界で人気の ”エロ動画検索ワード” って、何だと思いますか?
調べてみると、「なんでこれが…?」の連続でした!
・世界で一番検索されてるエロ用語は、まさかの “あの日本語” ?
・世界では “大きいおっぱい” より “大きいお尻” が人気?
・女性も意外とエロ動画を観てるひとが多い?
そこで今日は、Pornhub が 2022年12月に発表した最新データを見ながら、日本や世界でどんなエロが興味を持たれているのか見てみましょう!
世界全体のデータだけではなく、日本に限定したデータもあるので、世界と比較しながらみると、とても興味深いものが見えてきます。
ついでに、世界でそのまま通じる “あのエロい日本語” が、思わぬ形で有名飲食チェーンに与えた迷惑な話もご紹介!
世界と日本ではどのような違いがあるのかな?
1.これが Pornhub の2022年データで見る世界と日本の違い!
まずは、Pornhub 2022年の検索ワード TOP 10 と、日本のデータを比較してみましょう!
下のふたつのグラフをご覧ください。
まずは、Pornhub 2022年の世界検索ワード TOP 10 です。
ランキングの左に記載されている緑と赤の数字は、前年からのランキングの変化です。
(出典:Pornhub insight The 2022 Year in Review)
そしてこちらが、日本に関するデータです。
(出典:Pornhub insight The 2022 Year in Review)
英語だと、一瞬何が書いてあるのかわかりづらいかと思いますので、順に解説していきます。
2年連続1位に輝いたワードはまさかの “Hentai”?
世界の検索ワード、2年連続1位は、まさかの日本語 “Hentai(ヘンタイ)” です!
「ヘンタイ」は英語でもそのまま通じる言葉として世界に浸透しているんですね。
スシ、テンプラ、ニンジャ、ヘンタイ…
でもここでご注意を。
日本語の「変態」と、英語の「Hentai」では、意味が明確に異なります。
日本語だと、性的な意味だけではなく「ちょっと変わった人」というニュアンスで日常会話でも使われますが、英語でいう「Hentai」とは、エロ系の漫画、アニメ(3Dアニメ含む)だけを指します。
試しに Pornhub で「Hentai」と検索したところ、日本の二次元アニメ動画のみならず、3Dで制作された動画も多く出てきました。中には、ゲームや漫画のキャラクターを3Dで勝手に動かしている作品も…!
こんなにアニメのエロが人気なら、今後画像生成AIや動画生成AIが発達していくなかで、「ヘンタイ」は更に進化していくかも…?
“Japanese” はアジアで大人気!
世界の検索ワード第2位は、なんと “Japanese(日本人)”!
実際、世界地図上に各エリアの人気カテゴリを書いた図をみると、アジアでは日本人の動画がトップのエリアが多いことがわかります。
(出典:Pornhub insight The 2022 Year in Review)
ただし、世界のPornhubユーザーの検索ランキング2位が「Japanese」だからといって、世界中で日本人動画が人気というわけではないようです。
「Japanese」が2位までランクインする理由は、そもそも日本人ユーザーがめちゃめちゃ多いからなんです。
下のグラフでもわかるように、世界のPornhubユーザーのうち第4位、昨年は第3位でした。
そしてその日本人の検索ワードの圧倒的トップが、「Japanese」なんです。
(出典:Pornhub insight The 2022 Year in Review)
同じく、検索ワード第5位の「pinay(フィリピン人)」も、フィリピンでの検索数がズバ抜けていることから世界的上位に来ています。
他国をみても、その国自身を検索するワードが上位に来ています。
やはり皆さん自国の動画が好きなようです。
言語的に、行為中の会話で何を話しているかもセックスで興奮するためには大事ということの表れなのかもしれません!
3位の “milf” って何? 実は◯◯のこと
3位の “milf” は日本人には聞き慣れない英語かもしれません。
これは「Mother I‘d Like to Fuck(ヤリたいママ)」の略。要するに「熟女」です!
「milf(熟女)」は様々な国で上位に上がってくるワードで、特にヨーロッパ圏の国では上位3位以内に入っている国が多く見られます。
イギリスではトップです。
日本での検索ワード上位を見ても、13位に熟女が入っています。
性癖マッチンユーザーの男性も、熟女を求めている男性は多いかも…??
世界では “巨乳” より “大きいお尻” のほうが人気!
9位に注目すると、「big ass(大きいお尻)」がランクイン。
日本では「巨乳」が人気と言われることが多いですが、世界的には「大きいおっぱい」より「大きいお尻」のほうが重要視されているようですね!
ちなみに、「big tits(巨乳)」は14位でした。
日本では、「スタイルが良い=細身で胸が大きい」というひとつの固定概念が存在しているように思えますが、海外をみるともっと多様なタイプの「セクシー」が存在しますよね。
先ほど挙げたような細くてスラッとしたセクシーさもあれば、ビヨンセのような豊満ボディのセクシーさもあります。
日本人が人気なのは素直に嬉しい(笑)
2.日本の検索ワード 上位ランキング
続いては、日本のデータを見ていきましょう!
日本人は “素人モノ” が大好き! でもそこには深い事情が…?
日本の検索ワードランキングをみると、1位「Japanese(日本人)」、2位「無修正」に続いての第3位は、「素人」!
最近ではハメ撮り動画を挙げている人も多く、昨年発売された書籍『エロ 2.0』(えむゆみカップル 著)は、まさに Pornhub でハメ撮り動画を挙げることで大きな利益を上げた経験が書かれており、ビジネス書としても大ヒットしました。
(えむゆみカップル 著『エロ 2.0「月収4000万円」Pornhuberが実践した「欲望を共有する」最速ファンマーケティング』)
しかし!
データをしっかり読み取ると、この素人動画人気にはもう少し深い “視聴者の執念” が垣間見えるのです。
Pornhub の発表では、この素人動画は日本だけではなく世界的にも人気が急上昇したカテゴリなのだそうです。
Pornhubも2022年を特徴付けるワード第1位として「リアリティ」を挙げています。
しかしよく見ると、日本語の “素人” に相当する “amatuer(アマチュア)” の検索数は -19%減少し、”real(リアル)” が +169% 急上昇しているのです。
Pornhub の分析によると、
「多くの素人動画投稿者が、フルタイムの動画投稿者となったことで全体的な動画の品質は向上したものの、逆にそういった収益目的のアマチュアは “リアルなハメ撮り” ではないため、検索用語として “real amatuer(本当の素人)”real homemade(本物のハメ撮り)” といったワードが急増した」
とのこと。
まさに先ほどご紹介した『エロ 2.0』のようなセミプロの方々の動画が出現する時代だからこそ、「キレイに撮ってくれたアマチュア動画も良いけど、もっと “本物の素人” 動画が見たいんだー!」という欲求が強くなったということ。
ダウンタウンの松本人志さんも、かつてテレビ番組の中で
「AV嬢はプロ意識が出た時点で終わり」
「アマチュアこそプロなり」
と言っていましたが、まさに今同じ気持ちで必死に本物の素人を探し回る視聴者が増えているということですね。”素人中の素人”を探し求める視聴者の執念には、時代を感じます…!
性癖マッチンユーザーの方々も、デリヘルや女風のようなプロの方ではなく、自分と同じ素人の相手を探したいという思いが強い…?
実は Pornhub は女性ユーザーも多い
Pornhub ユーザーの男女比が下のグラフになります。
(出典:Pornhub insight The 2022 Year in Review)
世界全体では、女性比率は36%。日本では32%の視聴者が女性という結果に。
思ったよりも女性視聴者が多いなと思ったのは、私だけでしょうか?
アメリカ等に比べると日本はまだまだ女性がセックスを語ることが恥ずかしい人が多いかもしれませんが、当然女性だって素敵なセックスに憧れるもの。
しかしながら、以前性癖マッチンコラムでもご紹介したように、日本のセックス満足度はとんでもなく低いという結果が出ています…。(※注)
性癖マッチンで、日本の女性に良いセックスパートナーとの出会いを届けられるように、これからもサービスを充実させていきます!
女性視聴者多い!!
3.「世界で通じるイヤらしい日本語」にまつわるトリビア
余談ですが、「Hentai(ヘンタイ)」のように英語でそのまま通じるエロい日本語は他にもあります。
その中から今日は、ちょっとした困ったエピソードをご紹介。
“Bukkake(ぶっかけ)” で困ったあの有名飲食チェーン
一人の女性が複数の男性から顔射される動画のジャンルを「ぶっかけ」と言います。
なんとこの「ぶっかけ」、英語でもそのまま「Bukkake」なのです…!
ぶっかけが日本発祥のプレイだと思うとちょっと面白いですが…。
このワードに困ったのが、あの大手うどんチェーン店の丸亀製麺。
日本国内だけでなく、世界でチェーン展開している丸亀製麺ですが、うどんの一種である「ぶっかけうどん」を、当初そのまま「Bukkake Udon」というネーミングで販売していました。
しかし、おそらく何かしらのクレームが入ったのか、途中で名称を変更しています。
最初に「Bukkake Udon」の名前をつけた日本人よりも、海外の消費者のほうが「Bukkake」に詳しかったんでしょうね。
変更後の名前は「B.K. Udon」。
(出典:Mrugame Udon Menu)
「B.K.」て!
逆に子供から「ママ、B.K.ってなんの略?」とか聞かれてしまいそうなくらい、すごく不自然な名前…。
かくして、丸亀製麺さんは、うどんの名称変更を余儀なくされたのでした。
目に入ったら激痛よね、、、(笑)
4.最後に
いかがでしたか?
世界で関心を持たれている性癖、そして日本人が関心を持つ性癖の実態をみると、想像していた人気ランキングとは少し違うところもあったのではないでしょうか?
地域が変われば「セクシー」の定義も変わるように、個人によっても「エロい」の形は変わるもの。
性癖マッチンユーザーの皆さんは、「普通は◯◯が好きなんて人は少ないだろうけど…」などと思わず、あなた固有の性癖や好みを胸を張って主張して、是非ピッタリの価値観の相手を見つけて欲しいですね!
<参考記事>
注:性癖マッチンコラム『今こそ性癖で結婚相手を探そう!~既婚者とセックスに関する驚きのデータ~』
今回も興味深い内容だった!!