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一日の終わり、リラックスした空気の中での“寝バック”は、恋人との距離をよりぐっと縮める魔法のような時間。しかし、実際に「気持ちよくなかった」「体勢がつらかった」という声があるのも事実です。
では、どうすれば誰でも簡単に、しかももっと心地よい寝バックができるのでしょうか?
今回は、寝バック初心者さんにも、マンネリ気味なカップルにもおすすめできる“もっと気持ちいい寝バックのコツ”を、クリーンな視点でわかりやすくまとめました。
そもそも「寝バック」って?
まず、寝バックとは、男女が横になったまま、後ろから抱きかかえるようにして行う体位のこと。
一般的なバックとは異なり、力強さや激しさよりも、“密着感”や“安心感”を重視したスタイルです。
特徴は、体が横向きでリラックスしているため、ふたりの体格差や体力の差があまり影響しない点。
疲れているときや、あまり激しい動きをしたくないときにも自然に取り入れやすいのが魅力です。
しかし一方で、「挿入しづらい」「お互いの感じ方にズレが出やすい」という声も…。
それを解決するには、いくつかの“コツ”があるのです。
コツ① 「最初の姿勢」を大切にする
寝バックは、スタート時の姿勢がすべてといっても過言ではありません。
重要なのは、女性が少し前かがみ気味に、膝を軽く曲げること。
背筋を伸ばしすぎず、適度にリラックスした状態を作りましょう。
また、男性側は、後ろから女性をしっかりと包み込むように、胸をぴったり密着させるのが理想。
このとき、腕を女性のウエストや太ももに回しておくと、より自然な密着感が生まれます。
小さなことのように思えるかもしれませんが、この“ちょっとした角度や体の預け方”が、後々の気持ちよさを大きく左右します。
コツ② 「お互いの高さ」を調整する
寝バックをするときに意外と忘れがちなのが、お互いの腰の高さ。
男性と女性の体格差によっては、腰の位置が合わず、挿入がうまくいかないことも。
そんなときは、女性側がお尻の下にクッションや枕を入れてみてください。
高さを微調整することで、自然な角度で挿入できるようになります。
また、ふたりとも薄手の布団の上で行うよりも、ベッドやマットレスなど、少し沈み込む素材の上だと、より身体がフィットしやすくなりますよ。
コツ③ 「前戯をたっぷりめに」
寝バックは挿入がスムーズにいけば成功!…というわけではありません。
本当に気持ちよさを引き出すには、前戯の段階でしっかりとリラックス&興奮を高めることが大切です。
特に、後ろから抱きしめる体勢は、首筋や耳、背中への愛撫がしやすいポジション。
軽くキスしたり、指で優しくなぞったり、そっと囁きかけるだけでも、女性の感度はぐんと上がります。
また、ローションを使って肌同士の摩擦を少なくしておくと、スムーズに、そして心地よく動くことができます。
コツ④ 「ペースはゆっくり、リズムを共有」
寝バックの最大の魅力は、なんといってもゆったりとした一体感です。
激しいピストンではなく、ゆっくりとした動きと、相手の呼吸を感じながらリズムを合わせることを意識しましょう。
最初は軽く、浅めに動き、徐々に深くしていくのもおすすめ。
また、女性の髪や耳元に「気持ちいい?」とそっと尋ねるだけでも、より一層深いコミュニケーションが生まれます。
もし動きの途中で少しズレを感じたら、無理に続けるのではなく、いったん動きを止めて微調整する勇気も大切です。
コツ⑤ 「手の使い方」でさらに気持ちよく
寝バック中は、手が自由になるのも魅力の一つ。
男性は女性の胸や、太もも、腰骨など、性感帯を優しく撫でるようにタッチしてみましょう。
ポイントは、「焦らす」「じっくり撫でる」こと。
力任せに揉んだり押し付けたりするのではなく、あくまで優しく、ふんわりと触れるイメージです。
女性側も、男性の腕に手を添えたり、後ろを振り返って目を合わせたりすることで、受け身になりすぎず、積極的な気持ちを伝えることができます。
ちょっとした工夫で「寝バック」をアップデート!
ここまでご紹介したように、寝バックをより気持ちよくするためには、ちょっとした意識と工夫がカギです。
疲れているときや、忙しい日常のなかでも、無理なく取り入れられる寝バック。
「なんとなくする」のではなく、お互いを思いやる心を乗せることで、ぐっと濃密な時間になります。
そして何より、寝バックは“完成形”ではありません。
ふたりで「ここをこうしたらもっといいかも?」と、少しずつアレンジを加えていく過程そのものが、愛を深める旅でもあるのです。
ぜひ、今夜からちょっとだけ意識して、もっと心地よい寝バックを楽しんでみてください。