顔面騎乗位は好き?嫌い? 男女の本音とやり方を詳しく解説!

「顔面騎乗位(フェイスシッティング)」という言葉を聞いて、どう感じますか?

恥ずかしい、ドキドキする、やってみたい、ちょっと怖い——反応は人それぞれです。女性がパートナーの顔に跨って愛撫されるこの体位は、その刺激的な見た目から一部ではフェティッシュなものと捉えられがちですが、実はカップルの間での“新しい親密さ”として再注目されています。

今回は、顔面騎乗位の実際のメリット・デメリット、そしてやり方や注意点について、男女のリアルな声を交えて解説します。


そもそも顔面騎乗位とは?

顔面騎乗位とは、女性が男性(またはパートナー)の顔の上に跨がり、クンニリングスを受ける体位のこと。いわゆる“騎乗位”の応用版のようなもので、主導権を女性が握りやすいという特徴があります。

視覚的にも官能的な印象が強く、AVやセクシュアルメディアで取り上げられることが多い一方、実際のカップル間で試してみたいという声も少なくありません。


顔面騎乗位、男性はどう感じている?

さまざまなアンケートや口コミサイトを見ると、男性側の意見は次のように分かれます。

■ 「好き派」の本音

・視覚と嗅覚がダイレクトに刺激されるのがたまらない ・パートナーが快感を感じている様子を間近で見られるのが嬉しい ・女性に“支配される”感覚が興奮する

これらの意見には、「受け身であることがむしろ新鮮」「尽くしたいという欲が満たされる」というポジティブな心理が垣間見えます。

■ 「苦手派」の本音

・息が苦しくなるのが怖い ・顔に乗られること自体に抵抗感がある ・重さを感じて緊張する

“顔に乗られる”という非日常感が、プレッシャーや不安を呼び起こすケースもあるようです。


女性側の気持ちはどう?

一方、女性にとっても顔面騎乗位には葛藤が伴います。

■ 「好き派」

・自分が主導権を握っている感覚が楽しい ・クンニの快感をダイレクトに味わえる ・相手に“見られている”ことで背徳感と興奮が混ざる

■ 「苦手派」

・相手の顔に体重をかけるのが申し訳ない ・姿勢がつらく、集中できない ・不安や羞恥心が先に立ってしまう

これらの不安は、経験やパートナーの反応によって変化します。最初は恥ずかしかったけれど、「彼が喜んでくれるなら」と徐々に慣れていく人も。


顔面騎乗位の魅力とは?

実はこの体位には、セックスに新しい深みをもたらすメリットが多くあります。

■ 快感をコントロールできる

自分の動きや角度で愛撫の強さや位置を調整できるため、クンニによる快感をより繊細に味わえます。

■ 主導権の逆転が新鮮

普段受け身になりがちな女性も、この体位では“攻める”快感を得やすくなります。

■ 官能的なビジュアル

男性にとっては視覚的にも興奮要素が強く、フェチ心をくすぐる体位でもあります。

■ 恥ずかしさを乗り越える達成感

普段は見せない一面を出すことで、お互いの関係性に“スパイス”が加わることも。


顔面騎乗位をうまく行うためのコツ

快適に、安全に、そして楽しむためのポイントを押さえておきましょう。

■ 姿勢とバランスを意識する

完全に座るのではなく、太ももや膝で体重を分散させることが大切。相手の胸やベッドに手をついてバランスを取ると、相手への負担も軽減されます。

■ アイコンタクト&声かけ

「苦しくない?」「気持ちいい?」など、コミュニケーションを取りながら行うことで、安心感と快感が両立します。

■ 鏡を使ってみる

大きな鏡を使ってプレイをすると、視覚的な刺激が倍増し、自分の姿にも自信が持てるようになるかもしれません。

■ 事前のケアを忘れずに

不安や恥ずかしさを減らすためには、デリケートゾーンのケア(洗浄や除毛など)も効果的。清潔感はお互いの安心感にもつながります。


無理は禁物。苦手なら“代替案”もアリ

もちろん、すべてのカップルに顔面騎乗位がフィットするわけではありません。「どうしても苦手」「不安が拭えない」という人は、無理をする必要はまったくありません。

■ クンニの別体位に変える

横向きで脚を開いたまま、パートナーに顔をうずめてもらうなど、リラックスできる姿勢で同様の快感を得る工夫も。

■ ロールプレイや雰囲気づくりを重視する

ベッド上での演出に重きを置くことで、“実際の騎乗”をしなくても十分な刺激を得られる場合もあります。


最後に:性の「自由」は、選択肢の多さ

顔面騎乗位は、相手を踏みつけることではなく、「信頼」の体位です。

相手の顔に跨がるという行為は、強い羞恥心や不安を伴いますが、それと同時に、お互いの身体を預け合う行為でもあります。

「やってみたい」「ちょっと気になる」そんな気持ちが芽生えたなら、一歩踏み出してみても良いのかもしれません。

セックスに“正解”はありません。大切なのは、自分たちにとっての“快”と“安心”を見つけること。フェティッシュに見えるプレイであっても、それが二人の愛情を深める手段になるなら、堂々と楽しむべきです。

あなたが心からリラックスして、パートナーとの関係を豊かにできる——そんな“顔面騎乗位”との出会い方が、きっとあるはずです。

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