【GME医学検査研究所様コラボ記事】性病検査について

性病検査キットでお馴染みの、GME医学検査研究所様とのコラボ記事第1弾!

今回のテーマは「性病と性病検査の基礎知識」

想像してみてください…パートナーとのこんな地獄のような会話。

 あなた「ごめん…」

 相手 「何?」

 あなた「移しちゃったかも…」

 相手 「え、何を?」

 あなた「……性病」

 相手 「……」

 あなた「ごめん」

 相手 「……」

 あなた「……」

 相手 「……あんたなんかと二度と会うかぁぁあ!!」

嗚呼、地獄。
想像するだけで、生き地獄。
「月に代わってお仕置き」どころで済むはずもありません。

皆さんも、
心のどこかで「自分だけは大丈夫」と
思っていませんか?

しかし、ちゃんとした予防法、検査法、治療法を知っておかなければ、誰にでも起きうること。

そこで今日は改めて、性病と性病検査の基礎知識を身につけて頂きたいと思います。

・無症状期間って何週間くらい?
・最近よく聞く”梅毒”って、感染したらどうなっちゃうの?
・性病検査って家族にバレる?

そんな、知ってるようでちゃんと説明できない性病の話を、是非ご覧ください。
読み終わった頃には皆さんもこう思っているはず。

定期検診受けてる人って、素敵♡

1. どんな病気が調べられるか 

そもそも性病ってどんなものがあるの?

「性病」と聞いて、「セックスを介して感染する病気」「性器に関わる病気」といった漠然としたイメージはあっても、具体的な病名や、その具体的な症状について、ちゃんと説明できますか?

一番恐ろしいのは、
性病には無症状期間があること。

つまり、あなたがその無症状期間に、パートナーに移してしまうこともあれば、逆に相手が「自分は大丈夫」と言っていたはずが、実はただ無症状だっただけで、無自覚にあなたに移してしまうことあるでしょう。

さらに、「性病」と一言に言っても、病気によって事態の深刻さも異なります。

今日はまず、日本で多く見られる性病の名前と、その特徴から見ていきましょう。より詳しい情報が気になる方は、GME医療検査研究所の解説ページをご覧ください。

代表的な性感染症6選

クラミジア、淋病

クラミジアと淋病は、日本で最も一般的に見られる性感染症です。
どちらも最初は無症状であることが多く、自覚症状がないまま感染を広めてしまうリスクがあります。


◆潜伏期間

  • クラミジア:1~2週間程度
  • 淋病:男性は1週間程度、女性は無症状のままであることが多く潜伏期間は不明。

◆症状

  • 男性:尿道のかゆみ、排尿時の焼けるよな痛み、黄色くどろどろとした膿が出る など
  • 女性:おりものの増加、不正出血や下腹部痛

カンジダ

主に女性器で繁殖しやすい性感染症として代表的なのが、カンジダです。

カンジダはカンジダ菌というカビの一種で、もともと性器周辺や口腔内、その他の体表に存在している菌(常在菌)です。通常は増殖しませんが、抗生物質の服用や、体調の悪化などで免疫力が低下すると増殖して炎症を起こします。

つまり、男性の方々が誤解のないように書かせて頂きますが、女性のカンジダは必ずしも他者とのセックスを通じて移され発症するものではありません!実際、性交渉を通じて感染したカンジダは、患者全体の約5%程度とのことです。(※注1)

そのため、もしあなたのパートナーや奥様がカンジダを発症してしまった場合は、冒頭のような修羅場を想像するのではなく、まずは女性の体調を心配してあげてください…。


◆潜伏期間

  • 男性:2日〜7日程度
  • 女性:常在菌なので、潜伏期間という考え方はしません。

◆症状

  • 男性:亀頭周辺のかゆみ、発赤、赤いぶつぶつ。 など
  • 女性:外陰部や腟の強いかゆみ、白色でヨーグルト状のおりもの、性交痛、排尿障害

※注1:GME医学検査研究所 性器カンジダ症

トリコモナス

カンジダと同様、女性器で繁殖しやすいのがトリコモナス。

トリコモナスの原因は、腟トリコモナス原虫という小さな寄生虫です。主に性交渉を通じて感染する性病ですが、男女ともに無症状であることが多く、日本ではクラミジアや淋病ほど知名度が高いわけではありません。


◆潜伏期間

  • 男性:約70%が無症状。発症する場合は10日間程度。
  • 女性:20%〜50%が無症状。発症する場合は10日〜半年間程度。

◆症状

  • 男性:尿道から分泌液が出る、排尿時に軽い痛み
  • 女性:外陰部のかゆみやただれ、性交痛、悪臭の強い黄緑色の泡だったおりもの など

梅毒

最近ニュースでもよく耳にする恐ろしい性感染症、梅毒。

主な感染経路は性交渉ですが、梅毒に感染した親から子へ先天的に感染することもあります。

そして梅毒の恐ろしさは、その症状にあります…。末期症状まで進行すると、失明や死まで至るほどの病気です。梅毒の症状は4段階に分けて説明されており、潜伏期間も含めて下記の通りです。


◆潜伏期間

  • 1週間〜13週間

◆症状

  • 第一期:
    感染後3週間後〜3ヶ月。感染部にしこりができますが、痒み等はありません。
  • 第二期:
    3ヶ月〜数年。多彩な症状が、手のひらや足の裏を含めた全身に現れます。特に有名なのがバラ疹(赤い発疹)。ネット検索して頂ければ、多くの症例画像が出てきます(※閲覧注意)。
  • 第三期:
    3~10年以上経過。皮膚だけでなく、骨や筋肉、肝臓や腎臓、その他様々な臓器にも、硬いしこりやゴム腫(ゴムのような腫瘍)ができ、ゴム腫は周りの細胞を破壊していきます。
  • 第四期:
    10年〜30年後。心血管や神経に重篤な症状が現れる。最悪の場合、死に至ることも。

かつては「死に至る病」と認識されていましたが、現在では医学の進歩もあり、早期発見により完治することも可能です。

無症状のまま周囲に移してしまったり、ご自身の症状を進行させないためにも、発症の自覚がないうちから定期検診を行い、早期発見に努めましょう!

HIV感染症/AIDS(エイズ)

HIV感染症とは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)というウイルスに感染することにより起こる病気で、体内の免疫細胞を攻撃し、その働きを弱めます。

そして最終的には体を守る免疫力を失ってしまうため、普段なら問題ないような病気や感染症に体が襲われやすくなります。この状態がAIDS(エイズ:後天性免疫不全症候群)です。

一般的な感染経路は性行為ですが、血液を介した感染や母子感染もあります。


◆潜伏期間

  • 2週間~数ヶ月(平均は1ヶ月程度)※ただし、発症後も症状を認識しづらい期間がある。

◆症状

  • 初期感染症状:
    感染から数週間以内に発熱、頭痛、喉の痛み、など、風邪やインフルエンザのような症状が出ることがあります。しかしこれらの症状は一過性で、自然と治ることが多いため、HIV感染に気付かないことが多いです。
  • 中期感染症状:
    数年~10年以上は無症状期間が続くことが多いですが、じわじわと確実に免疫力を侵していきます。
  • AIDS症状:
    免疫力が極度に低下し、体が他の感染症やガンなどに襲われやすくなった状態がAIDSです。高熱、体重減少、長期間の下痢、夜汗、息切れ、発疹、リンパ節の腫れ、口腔内のカンジダ症(真菌感染)、肺炎などが見られます。

HIVは現在完治する治療法はないですが、医学の進歩により、HIV感染者が適切な薬物治療を受けることで、ウイルスの増殖を抑制し、AIDSに至ることなく健康な状態を保つことが可能になりました。

しかし、それには早期発見と早期治療が必要です。自覚症状が出ないうちから定期的に検査を受けることが大切です。

以上が、代表的な性感染症です。

性病検査ってどんなところで受けられるの? それぞれのメリット・デメリット

「わかりました!万が一悲惨な目に遭ってしまう前に、ちゃんと検査受けます!」と思ったあなたはパートナー思いの素敵な人です。

しかし初めて性病検査を受ける方にとっては、「検査を受ける」というだけで緊張するかもしれません。

「身内にバレないかなぁ…」
「どんな検査をするのかなぁ…」
「どれくらいで結果がわかるのかなぁ…」

など、様々な不安がよぎると思います。
そこで今回は、性病検査を受ける方法3選と、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

保健所での検査

全国の保健所での検査は、基本的に無料で、匿名で受けることができます。
しかし、検査できる性感染症は、クラミジア、淋病、梅毒、HIV感染症の4種類だけと限られています。

検査可能な日時も限定されており、検査日は定員が決まっているため、事前に問い合わせてから受けに行くことが推奨されています。

また、陽性と判定された場合、治療を受けるためには医療機関を別途探さなければなりません。

医療機関での検査

医療機関での検査では、さまざまな性感染症の検査を受けることができます。
しかし、検査の費用がかかり、匿名での検査はできません。

ただし、都合の良い日時で検査ができ、陽性が出た場合、すぐに治療を受けることができます。検査内容によりますが、場合によっては即日検査結果を受け取ることが出来る場合もあります。

参照元:GME医学検査研究所 https://www.gme.co.jp/column/column44_embarrassed.html

郵送検査キットで自宅検査もできる!

「性病検査に行って、他の人と一緒に待合室にいるのは気まずいなぁ…」
「仕事が忙しいから営業時間内には検査に行けそうにないなぁ…」

そんな方には郵送検査キットという方法もあります。
簡単に検体採取ができ、自宅にいながら誰にも知られることなく性病検査ができる郵送検査がおすすめです。

「いやいや、家族と一緒に住んでるから、むしろ自宅に届くほうが困るよ!」

という方も、ご安心ください。GMEの場合、自宅への直接配達だけでなく、ヤマトセンター留めや郵便局留めを選択できるため、家族と同居している人でも気付かれる心配はありません。

参照元:https://www.gme.co.jp/hajimete/

検査できる病気も、前述のクラミジア、淋病、カンジダ、トリコモナス、梅毒、HIVに加え、B型肝炎、C型肝炎、ヒトパピローマウイルス(HPV)など、様々な病気に対応しています。

さらに検査結果もネットで確認できます。GMEの検査キットなら、検査申し込み用紙に名前などの個人情報を記載する必要もないので、匿名での検査が可能です。

■病院へ行かずに匿名で性病検査ができる事をご存じですか?|GME性感染症コラム
https://www.gme.co.jp/column/column01_mail-inspection.html

最後に

いかがでしたか?知っているようで詳しくはわかっていなかったことも多かったのではないでしょうか。

大事なポイントは、性病は無症状で始まり、その間に周りに移してしまう&移されてしまうということです。

「いまは何も変なところはないから…」

なんて言わずに、健康だと思えるうちから定期検診を行いましょう。

性病予防と定期検診で守るのは、
あなたの健康だけではありません。

あなたの評判、信用、そして大切な人との関係も守ることになるのですから…!

また、今回の記事はGME医学検査研究所様とのコラボ記事になります。そちらの記事も是非ご覧ください。

皆様の、安心で楽しいセックスライフのためにお役立ていただければと思います!

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